腰痛対策や腰痛改善によいと言われているモットンマットレスと雲のやすらぎという敷布団のそれぞれの特徴を紹介し、どのような人に合うのか、使ってみた感想などをご紹介します。
雲のやすらぎはどんな人におすすめ?
まずは、雲のやすらぎの特徴をご紹介し、雲のやすらぎが合う人の特徴をご説明します。
雲のやすらぎの特徴
雲のやすらぎ8つの特徴
1.5層構造で17㎝の厚みを持つボリューミーで寝心地が良い布団
2.季節によって使い分けられるリバーシブル構造で1年中快適な寝心地
3.凹凸の点により身体を支える新クロスクラウド製法
4.見た目よりも通気性が良い
5.高品質のロレーヌダウン入りで冬暖か
6.ホルムアルデヒド基準をクリアしているので安心
7.防ダニ・防菌・防臭加工がされている
8.日本製なので安心で信頼できる
次の3つの点については、雲のやすらぎならではといえます。
【Point 1】5層構造で17㎝のボリューム
芯材に4㎝の高反発スプリングマットを、さらに5㎝の凹凸αマットをでサンドイッチし、秋冬面にはロレーヌダウン、春夏面にマイティトップⅡをそれぞれ1.5㎝の厚みでさらにサンドイッチするというかなり贅沢な5層構造です。
実際にメジャーで計ってもしっかり17㎝の厚みがあり、見た目でもふわふわとした寝心地のよさそうに感じます。
試しに横になってみると、フワッと身体全体を包み込んでくれるようで気持ちがいいです。
【Point 2】春夏用、秋冬用のリバーシブル構造
・平行にキルト加工が施されている面が春夏面となるマイティトップⅡ
・ダイヤ柄にキルト加工が施されている面が秋冬面となるロレーヌダウン
というように、1年を通して寝心地が良い状態をキープするための工夫が雲のやすらぎにはあります。
春夏面には熱をこもらせないよう、通気性が良い素材であるマイティトップⅡを使っています。防ダニ加工や防臭加工、防菌加工も施されているので、湿気の多い時期でも清潔に使えます。
秋冬面は非常に品質が高いフランス産羊毛のロレーヌダウンを使っているので、保温力や保湿力が高くなっています。床に直置きにしても十分に温かく眠れる敷布団です。
羊毛というとダニの心配もありますが、防ダニ加工がしっかりとされているので、小さなお子様やアレルギーを持つ方でも安心という声があります。
【Point 3】新クロスクラウド製法で耐圧分散が優れている
芯材には凹凸アルファマットが使われています。この凹凸の部分が体を点で支えてくれる構造で、体圧分散が優れているため、理想の寝姿になれます。
リバーシブル構造の雲のやすらぎですが、両面共に凹凸アルファマットの凹凸面が外側を向いて使われています。
実際に雲のやすらぎを少し切り、中身を見てみました。写真は秋冬面が上になっているので、まずはロレーヌダウンが見えます。
そして中に外側に凹凸面が向いたアルファマット、さらに高反発スプリングマットも見れます。
ただ、かなりしっかりと羊毛に包まれているので、凹凸アルファマットの効果が発揮されにくいのでは?という疑問も感じます。
寝心地の良さについては、かなりよさそうということがこの状態でも感じられます。
雲のやすらぎのメリットとデメリットと合う人の特徴
特徴が分かったところで、雲のやすらぎのメリットとデメリットについて簡単にまとめましょう。
【雲のやすらぎのメリット】
・17㎝のボリュームのある厚みで、寝心地が良く疲労感は取れる
・適度な反発力を感じる
・両面で素材が違うので一年中快適な寝心地
・床に直置きで使える
【雲のやすらぎのデメリット】
・2年使ったらへたったくらい寿命は短い
・知名度が低い
・重量感がありメンテナンスが大変
・収納性がない(三つ折りができない)
このような点を考えると、雲のやすらぎは次のような人に合う敷布団といえます。
・筋肉量が比較的多い人(体重が重たい人)
・敷布団の寿命にあまりこだわりを持たない人
・酷い腰痛を感じていない人
・肉体的な疲労を強く感じ疲れがたまりがちな人
・硬いよりもふわふわとした敷布団が好きな人
(公式サイトなら返金保証もついています)
モットンの特徴&モットンマットレスが合う人はどんな人?
次にモットンの特徴と、このマットレスが合う人についてご説明します。
モットンの8つの特徴
1.10㎝の高反発ウレタン使用で床づき感がない
2.高反発で自然な寝返りをしっかりとサポート
3.硬さを3段階から選べるので体に合わせやすく失敗しにくい
4.へたりにくく8年の高寿命
5.芯材は通気性がよいが、カバーはやや暑さを感じる方がいる
6.ダニやカビは発生しにくい
7.ホルムアルデヒドの基準をクリア
8.第三者機関よりISO認証を受けた日本の工場で製造
モットンならではの3つのポイントについて詳しくご紹介します。
【Point 1】10cmの高反発ウレタン使用
モットンの芯材には10㎝の高反発ウレタンが使用されています。
厚みが程よく、床にじかに置いても床付き感がありません。ベッドの上に敷いても、高すぎず使いやすい厚みです。
【Point 2】高い反発力で自然な寝返りをしっかりとサポート
高反発ウレタンの特徴として、無駄な力を使わなくても寝返りがしやすくなっています。ふだんは100の力が必要な寝返りも、モットンの高反発マットレスのサポートで、約80の力で自然に寝返りができます。
夜寝ていて疲れにくいマットレスといえますね。
このように足で踏んでみても、反発をして押し返してくるのを感じます。横になっても肩や腰の沈み込みが程よいため、寝姿勢についても理想的な姿勢を保てます。
【Point 3 】体重に合わせて3種類の硬さから選べる
マットレスの硬さは、体重に合わせて選ぶことが大切です。体重が重い人が柔らかいマットレスに寝てしまうと不自然に肩や腰が沈み込み、寝姿勢が崩れます。寝返りも余分な力が必要になります。
逆に体重が軽い人が硬いマットレスに寝てしまうと、適度に沈み込んでもらいたい肩や腰も沈まず、こちらも寝姿勢は崩れます。全体的に硬すぎて、逆に寝ていて疲れてしまいます。
自分にあった硬さが選べる
モットンは、3種類の硬さ(140N、170N、280N)が用意され、適切な硬さのマットレスを選べるので、理想的な寝姿勢を保て、腰痛改善、予防といった対策ができます。
写真のモットンは140Nのものです。
手前に一度体重をかけて押してもらった部分があります。カバーのベロア生地がちょっと光沢が出ているのが分かりますが、マットレス自体は元にもどっています。
モットンのメリットとデメリットと合う人の特徴
特徴が分かったところで、モットンのメリットとデメリットについて簡単にまとめましょう。
【モットンのメリット】
・90日間使用後に全額返金保証制度がついている(マットレス業界では異例)
・通気性が良く蒸れない(夏は一週間に1度は干したほうがいい)
・94.2%が満足している
・マットレスとしてはコスパがよい
・体に合った硬さを選べる
・高寿命で8~10年近くもつ
【モットンのデメリット】
・ウレタン素材なので最初はやや匂う
・知名度は低い
・全額返金制度の仕組みが分かり難い
このような点から、モットンは次のような人に合うマットレスといえます。
・腰痛を感じ睡眠中に腰痛対策をしたい人
・自分の体重に合ったマットレスを探している人
「モットンvs雲のやすらぎ」購入前に抑えたい11のポイント
実際に購入する前に抑えておくべき11のポイントをモットンと雲のやすらぎの二つで比較していきます。
【Point1】モットン?雲のやすらぎ? 腰痛対策から見ていいのはどっち
- 自分の体重に合わせた硬さを選べ、理想的な寝姿勢を保ち、自然な寝返りをサポートするモットン
- ふわふわと身体を包み込まれるような寝心地のため、体が沈み寝返りがややしにくい雲のやすらぎ
二つの寝具にはこのような違いがあります。
腰痛対策という点で考えると、身体が沈む雲のやすらぎは、理想的な寝姿勢を保ちにくく、寝返りがややしにくいという点で、逆に腰痛を悪化させる危険性もあります。
こちらの図を見ていただくと分かりますが、理想的な寝姿勢というのは、まっすぐに立っているときと同じような背骨のラインを作れる寝姿勢です。
モットンに寝た時には、写真のように肩や腰の部分が適度に沈み込み、背骨がまっすぐになり、首から骨盤までも起きているときと同じようにまっすぐです。腰に負担が少なくなります。
高反発マットレスなので、寝返りをしようとすると自然と身体を押し上げて寝返りをサポートしてくれます。
雲のやすらぎに寝た場合、腰の部分が沈み込み過ぎているため、背骨のラインが緩やかなカーブを作ってしまっています。腰には負担がかかります。
この状態で寝返りをしようとすると、無意識に力が入ってしまうことになります。つまり、寝返りしにくい状態になります。寝返りがしにくいことは腰痛の原因の一つです。
寝心地自体は良いのですが、腰痛対策という点では難点があるといえます。
つまり、腰痛対策という意味ではモットンの方が効果的といえます。
【Point 2】モットン?雲のやすらぎ? 自分に合った硬さを選べるのはどっち
寝具の硬さはみんな同じではなく、その人に合ったものを選ぶことが重要です。
モットンは硬さを3種類から選べ、雲のやすらぎは硬さは選べません。
モットンは体重別に体圧分散測定を行った結果、体重ごとに適切な硬さをの基準を作っています。
体重 | 硬さ |
45㎏以下 | 140N |
45~80㎏ | 170N |
80㎏ | 280N |
この基準に合わせて芯材となる高反発ウレタンの硬さを3種類用意しています。
目安もしっかりとしているので、自分の体重に合わせて選べば、硬すぎる、柔らか過ぎるといったことを避けられます。
ちょうど体重が境目あたりで迷っているという場合は、返金保証期間内に1回だけ交換をしてもらえるので、硬すぎたら1段階柔らかいものに。逆に柔らかければ1段階硬いものにできます。
雲のやすらぎは150Nという硬さのものしかありません。
モットンには150Nという硬さはありませんが、基準で見てみれば45㎏以下の体重が軽い方にはあまり向かないということになります。
ただ、雲のやすらぎはモットンと異なり、5層構造からなるマットレスです。
実際に150Nの硬さをもつのは、真ん中にある高反発スプリングマットの部分で、これを挟むように凹凸アルファマットや、マイティトップⅡ(ポリエステル)、ロレーヌダウンに包まれている状態ですから、実際に150Nの硬さは感じにくくなります。
【Point 3】モットン?雲のやすらぎ? 厚みがあるのはどっち?
それぞれのマットレスの厚みですが、雲のやすらぎは17cmモットンは10cmという厚みとなっていますので、厚みがあるのは雲のやすらぎとなります。
ふわふわとして包み込まれるような寝心地を得られる雲のやすらぎとモットンの間には7cmもの厚みの違いがあることが分かります。
雲のやすらぎは中身が5層構造になっています。ちょっともったいないですが、切ってみるとこのように、ロレーヌダウンが入っていてふわふわ感を出してくれています。
フランスの牧羊農家と提携して、雲のやすらぎのメーカーでは上質な物だけを採用しているそうです。17cmの厚みの中身は、このようなロレーヌダウンの他、2枚のアルファマット、高反発スプリングマット、マイティトップⅡか重なっています。
モットンの方はウレタンフォームのみが芯材として使われています。ウレタンは正直ちょっと匂いますので、臭いを軽減するためにメッシュ生地に包んでいるそうです。
羊毛などに包まれていない分、ふわふわ感はありませんが、10cmの厚みがあるので床付き感はなく、床に直置きをしても寝心地はいいです。
購入当初17cmの厚みがあった雲のやすらぎですがが、2年程使ってみたところ、厚みが激減してしまいました。
写真を見ていただくと分かりますが、厚み10cmのモットンと並べてみると、ほぼ同じ高さになってしまいました。もっとも、10cmの高さがあるので、床に直置きにして寝ても問題はありません。
【Point 4】モットン?雲のやすらぎ? 寿命で比較。長持ちするのはどっち
モットンは約10年
雲のやすらぎは約3年
これだけみても寿命が長く長持ちするのはモットンの方ですね。
雲のやすらぎは約3年が寿命と言われていますが、実際に使ってみると2年で厚みが17cmから11.5cmと、なんと5.5cmも減りました。
実際にiPadケースを上に置いて計ってみたところ
このように17cmはありません。目視の状態で13cmくらいにダウンしているように見えます。
しっかりと計ってみると、なんと11.5cm。
だいたい缶ビールくらいの高さになってます。雲のやすらぎは、わずか2年で5.5cmのボリュームダウンは、ちょっと寿命が短すぎないか?と感じます。
私が雲のやすらぎを購入したのは2016年3月です。今は2018年なので、本当に2年しかたっていません。
雲のやすらぎのサイトには、耐久試験の結果も書かれていたと思って気になって見てみたところ、耐久試験を行っているのは、4cmの芯材の一つ、高反発スプリングマットの部分だけでした。
凹凸アルファマットやロレーヌダウン、マイティトップⅡなどについては、耐久試験の結果はありません。
試験についても、第三者検査機関で80,000回の繰り返し圧縮試験を行い、99.9%復元でへたりにくいという結果が出ているそうですが、そもそも検査機関の名前が特定できません。
一晩で24回寝返りをしたとして、2年間毎日雲のやすらぎで寝た場合、24回×365日×2年で、12,720回の寝返りをしている計算となります。80,000回よりも少ないのに、5.5cmもボリュームダウンをしました。
一方でモットンですが、こちらも購入は2016年3月に購入して親戚が使っているモットンですが特に素材がへたったりしていません。
検査機関についても、モットンの方がボーゲンという経済産業大臣が許可を取っている検査機関を使っていることが明記されています。ちなみにボーケンは繊維業界では有名な検査機関です。
実際につい買ってみた感じでも、モットンの方が寿命は長いですね。
【Point 5】モットン?雲のやすらぎ? 反発力が高いのはどっち?
反発力が強ければ、それだけ自然な寝返りをサポートする力も強くなりますよね。腰痛対策を考える時には重要なポイントです。
まずボールを落として反発具合を確かめるという方法を行ってみました。
反発力があると、この図のように跳ね返ってきます。
モットンの場合は、このような感じで落とすと
このような感じで反発をしてすこし跳ね返されてきます。
雲のやすらぎの場合も、このような感じで落としました
ボールは反発せず沈み込みました。
手で押す方法でも確かめてみましょう。
モットンは反発してくる感じがします。
雲のやすらぎは沈み込む感じですね。
片足ずつ体重を乗せてみる方法も試します。
モットンも片足で体重をかけるとある程度沈みます。
雲のやすらぎもやはり同じように沈みます。この実験はあまり大きな差を感じません。
画像だけ見ても良く分からないかもしれないので、動画も載せてみます。初めから動画だけでもよかったかもしれませんね。
雲のやすらぎは御覧の通り、羊毛に包まれているのでどうしても力を吸収してしまいます。
反発力はモットンの方があることがわかります。
【Point 6】通気性が良いのはどっち?
中身を見てみれば、明らかにどちらが通気性がよか分かりますよね。
こちらはモットンです。
ウレタン素材でできています。通気性も程ほど良い感じです。
雲のやすらぎはファスナーなどがないので、中身を見るためには切らなければなりません。
もったいないですが、切ってみました。
まず見えてくるのはこちらはマイティトップⅡです。その中に包まれて、ウレタン素材の凹凸アルファマットや高反発スプリングマットの部分が見えてきました。
通気性については、良いとはいいがたい中身です。
羊毛等がぎっしりと詰まっているので、寝心地は良いのですが、しっかりと縫い留められているために通気性も悪いように感じます。
これでは湿気も溜まりそうです。
【Point 7】モットン? 雲のやすらぎ? メンテナンスのしやすいのはどっち?
長く使うためには、メンテナンスを行うことも大切です。メンテナンスといっても丸洗いをするといった方法ではなく、日ごろのお手入れと考えてください。
メンテナンスをする上で、重さなども気になってくるところですよね。簡単に表にまとめました。
モットン | 雲のやすらぎ | |
重さ(シングルサイズ) | 7.5kg | 6.7kg |
三つ折りにしたときの厚み | 約34cm | 約39cm(2年使用後) |
お手入れ方法 | 週に1回の陰干し | 週に1回の天日干し |
どちらも素材にウレタンが入っているので、水洗いなど丸洗いをすることはできません。メンテナンスの部分は大差なさそうですが、実は実際に行ってみると、かなり大きな差があります。
1.持ち運びのしやすさに差が
メンテナンスする際は、持ち運ぶ必要があります。
モットンの場合、三つ折りをしたときに、止めるためのバンドがもともとついています。移動させるときには、バンドで止まっているため抱え込んで運ぶ必要がありません。
このように女性一人でも持ち運びはできる状態です。
雲のやすらぎは、三つ折りにしたときに厚みがあるので、がっしりと抱え込んで運ぶ必要があります。
重量自体は雲のやすらぎの方が0.8kg軽いはずですが、厚みがあり、バンドでとめられないため、女性一人で運ぶのは大変です。
2.陰干しと天日干しの違い
実際のメンテナンスは、モットンは陰干し、雲のやすらぎは天日干しとなっています。週に1回という部分は同じです。
モットンは陰干しですから、部屋の中の直射日光が当たらない所に立てかけてあげればOKです。三つ折りにして持ち運ぶ必要も実はあまりありません。
もしモットンを床に直置きする場合、床との間にすのこを敷けば、通気性が高くなるためお手入れも楽ですよね。
すのこ自体はどこでも買えますし、ホームセンターなら1,000円くらいで変えるためそこまでコストもかかりません。
普段は収納したいという方も、下にすのこを敷いて保管すれば、通気性が確保できていいですよね。
雲のやすらぎは天日干しとなっています。直射日光に十分に当ててあげる必要があります。やはりお布団自体の通気性の問題もあると思います。
しっかりと湿気を飛ばしてあげるために、お天気がいい日の10時~14時くらいの間に天日に当ててあげます。
問題となるのは、17cmの厚みがあるため、物干しざおに掛けたり、手すりにかけたりということは難しくなります。布団ばさみでも挟めないですよね。そうなると、ベランダなどに広げたまま干すことになってしまいます。
面倒だなぁと思っても、湿気をしっかりと飛ばさないとカビやダニの心配も出てきます。いくら防ダニ・防菌・防臭加工がされていても、メンテナンスを怠れば機能は低下しますよね。
こう考えるとメンテナンスの部分はモットンの方が楽です。
→すのことモットンの相性は抜群!?通気性をよくしてカビを防ぐには
【Point 8】モットン? 雲のやすらぎ? 返品制度が優れているのはどっち?
どちらも返品制度がちゃんとあります。
返品制度
モットンは商品受取日から90日間お試し期間を置き、その後14日間は返品が可能となっています。
雲のやすらぎは商品受取日から100日間のお試し期間を置き、その後15日間は返品が可能となっています。
なお、モットンの場合には、返品時の手数料は消費者負担となっています。
- 配送手数料(3,942円)
- 代引き手数料(648円)※購入時に代引き手数料が無料だった方のみ
- 返金時の銀行振込手数料(648円)
トータルすると約5,000円かかることになります。
雲のやすらぎは、返品時の送料は消費者負担となっていますが、それ以外の費用については特に公式サイト上に記載はありません。
どちらが優れているというよりは、どちらも似ていますね。
【Point 9】モットン?雲のやすらぎ? 収納性が優れているのはどっち?
もともとどちらも、収納することを考えて作られていないように思いますが、それでも収納性を考えた場合には、モットンの方が優れていると言えます。
新品の状態の写真がないのが残念ですが、17cmの厚みがある雲のやすらぎはそもそも三つ折りにするのはムリです。
2年たちへたった状態で三つ折りにした場合も、このように約40cmも厚みがあります。もし新品だった場合は、へたった約5cm×3=15cmはこの厚みにプラスされるので、約55cmで分厚いです。
今の状態でも三つ折りにして持ち上げるとこのように大変です。
モットンはもともと厚みが10cmのマットレスですが、三つ折りにするとだいたい34cmくらいになります。
止めるためのバンドが付属しているので、持ち上げる時はかなり楽です。
いろいろマットレスがあるので全部三つ折りにしてみましたが、圧倒的な存在感を持つのは雲のやすらぎです。
【Point 10】価格とサイズには違いがあるのか?
購入時に気になるのが価格とサイズですよね。比較しやすいように表にしました。
モットン | 雲のやすらぎ | |||
サイズ | 価格 | サイズ | 価格 | |
シングル | 97×195×10 | 39,800円 | 100×200×17 | 39,800円 |
セミダブル | 120×195×10 | 49,800円 | 120×200×17 | 49,800円 |
ダブル | 140×195×10 | 59,800円 | 140×200×17 | 59,800円 |
※サイズの単位はcm 幅×長さ×厚み
価格については、どちらも同じになっています。差はありません。
サイズはやや雲のやすらぎの方が大きめですが、厚みを除けば大きな差があるとは言えません。
【Point 11】モットン?雲のやすらぎ? 口コミを比較。本当にいいのはどっち?
ここまでは公式サイトの情報や私の感想などを織り交ぜて比較をしていきましたが、実際にモットンや雲のやすらぎを使っている方の口コミで比較をしていきます。
モットンの口コミ:良いと感じた方
40代/男性
腰が楽になった ★★★★★
腰痛がひどく困っていたのですが、モットンを使い始めて2ヵ月、かなり腰が楽になりました。寝心地もよく熟睡できていると実感できます。母も腰痛持ちなので、今度プレゼントしようかと思っています。
50代/男性
寝具の見直しがここまで効果的とは ★★★★★
整体院に通っていたのですが、なかなか腰痛が改善せず困っていました。整体師さんから寝具を見直してみたら?と言われてモットンの評判がよさそうだったので試すことに。ダメなら返せばいいかと思っていましたが、返す気はありません。まさか寝具の見直がここまで効果的とは思いませんでした。
30代/女性
朝すっと起きられる自分がいる ★★★★☆
出産後酷い腰痛に悩んでいて、朝腰が痛すぎて起きられないこともありました。友達の勧めでモットンを購入しましたが、3ヵ月をすぎ今は朝すっと起きられる自分がいます。布団上げなども楽にできるようになりました。もっと軽かったらもっと楽ですけどね。
モットンの口コミ:悪いと感じた方
40代/女性
重たくて大変 ★★☆☆☆
寝具を出しっぱなしにするのは嫌なので毎朝片付けますが、とにかく重いです。バンドがあって止められるけど、三つ折りにするのも大変。もっと収納性があればいいのにと思います。
50代/女性
臭い・・・・ ★☆☆☆☆
注文してかなり楽しみに梱包を開けたところ、ウレタンのニオイがもわっとして臭かったです。しばらく風通しをしましたが、届いた日は使い物になりませんでした。
20代/男性
へこんだ ★☆☆☆☆
夜疲れて帰ってきて、寝やすくてよかったのですが、気が付いたら腰のあたりがへこんでいました。まだ1年もたっていません。やっぱり干さないとダメ?
口コミからわかるモットンのメリットとデメリット
メリット
・腰痛改善効果が期待できる
・快適に使える
・朝すっと起きられる
・布団上げがらく
デメリット
・重たい
・収納性がわるい
・ウレタンのニオイが気になる
・お手入れが必要
・使い方次第でへたりやすい
腰痛対策のマットレスとして開発されたマットレスというだけあり、モットンは腰痛を感じている方には非常に評判が高くなっています。
腰痛が原因でなかなか深い睡眠が得られなかった方が、しっかりと睡眠をとれた実感があるというのも嬉しいですね。
返品制度もあるので、まずは試してみようという購入動機の方もいました。まずは3カ月程度使ってみて、自分に合うかどうかの判断をできるのは良い点です。
雲のやすらぎの口コミ:良いと感じた方
40代/女性
ふかふかで気持ちいい ★★★★★
睡眠に少し贅沢をしようと思って、ペラペラ布団から買換えました。もうふかふかで気持ちよく眠れます。まさに雲の上ってこんな感じ?というくらい、寝心地がいいです。
30代/女性
リラックスして眠れます ★★★★☆
仕事柄なのか、ちょっと寝つきが悪かったのですが、この布団に変えてからはなんとなく横になるとリラックスできて、すっと眠れます。朝起きるとよく眠れたなと実感できています。
30代/男性
いつの間にか眠っていた ★★★★★
今までの布団はいつまでたっても添い寝している子どもが寝てくれなかったのに、これに変えてからはいつの間にか眠っていることが多くなりました。やっぱりいい布団は子どもも分かるんですかね。実は子どもが先に寝ているのか、自分が先に寝ているのかもよく分からないんですけどね。僕もあっというまに寝付いちゃいます。
雲のやすらぎの口コミ:悪いと感じた方
60代/男性
腰に痛みが出てきた ☆☆☆☆☆
定年退職でこれからはのんびり朝寝もと思い、寝心地がいい布団を買ったのですが、最近腰に痛みが出てきました。仕事を辞めた以外はこの布団以外に変わったことはないので、もしかしたら布団のせいか?と困っています。
40代/女性
返品を検討中 ★★☆☆☆
購入直後はすごく寝心地が良く熟睡できたと思ったのですが、最近すごく体が凝っています。旅行に行って別の布団に寝た時には感じなかったので、もしかしてこの布団のせいかも・・・ そろそろ100日になるので、返品も検討中です。
20代/男性
床がカビた ☆☆☆☆☆
届いてからずっと敷きっぱなしでした。たまには掃除をしようと思って布団を動かしたら、床がカビてました。やばいです。布団もちょっと黒ずみが・・・
重たいからそうそう動かせないし、そもそも天日干しってこの大きさでどうしたらいいの?
口コミからわかる雲のやすらぎのメリット・デメリット
メリット
・ふわふわと気持ちの良い寝心地
・すっと眠れる
・リラックスできる
デメリット
・腰が痛くなってきた
・体全体が凝る
・重たく動かしにくい
・天日干しができない
寝心地を重視して作られている雲のやすらぎは、リラックス効果や気持ち良い眠りという点ではかなり優れていると感じます。
一方で、この寝心地の良さが寝返りのしずらさなどにつながり、腰痛を起こしたり、凝りを引き起こす結果となっているようです。
重たいことや、メンテナンスのしずらさなどもあり、女性や一人暮らしで忙しい方にはあまり向かないようです。
ある程度体力があり、ふわふわとしても寝返りが楽にできるような方や、腰痛を感じていない方に向いたマットレスという印象です。
まとめ
寝具をはじめ、好みはそれぞれの方で違いますし、体格や体重、感じ方なども個性があるため、一概にどっちが良いとは言えませんが、大まかにどっちがいいのかという判断をしましょう。
雲のやすらぎは、寝心地が良い布団に寝たい。特に腰痛を感じていない。寿命を気にしない。という方に。
モットンは、腰痛をできるだけ改善したい。ある程度寿命が長いマットレスが欲しい。という方に。
それぞれ向いているのかなと思います。
簡単に情報もまとめておきますので、寝具選びの参考にしてください。
モットン | 雲のやすらぎ | |
販売元 | 株式会社クリボー | 株式会社イッテイ |
住所 | 福岡県福岡市中央区天神3-8-13 Great leapビル303 | 東京都渋谷区渋谷2丁目14-18 あいおいニッセイ同和損保 渋谷ビル 8階 |
製造元 | 日本 | 日本 |
種別 | 高反発マットレス | 高反発敷布団 |
価格(シングル) | 39,800円(送料無料) | 39,800円(送料無料) |
サイズ(幅×長さ×厚み cm) | 97×195×10 | 100×200×17 |
サイズ展開 | シングル
セミダブル ダブル |
シングル
セミダブル ダブル |
検査機関 | ボーケン | 不明 |
復元率 | 96% | 芯材99.9% 他不明 |
素材 | 高反発ウレタンフォーム | マイティトップⅡ
アルファマット 高反発スプリングマット ロレーヌダウン |
硬さ | 140N
170N 280N |
150N |
返品制度 | 商品到着から90日後から14日間 | 商品到着から100日後から15日間 |
寿命 | 8~10年 | 3年(実質2年) |