私は、ヘルニアに10年間悩まされています。
脚の裏から突き抜けるような痛みに襲われる日もあれば、脚の痺れが酷く寝ていられない時もあります。
周囲の人に話しても、「大げさ」「実はそこまでひどくないでしょ?」などと言われてしまい、理解してもらうこともできませんでした。
毎日の痛みがひどく、外に行こうという気にもなれずに、仕事も満足にできない日々を送っていました。
手術というところまでは進んでいないようで、医者の口からも手術という言葉は出ず、ブロック注射や温熱療法など受けていました。
ヘルニアの原因ってそもそも何?改善方法とマットレスはどんなマットレスがあっているの?
まずは、ヘルニアの原因はそもそもどのようなものなのか、改善方法はあるのか、といったところから見ていきたいと思います。
そして、どのようなマットレスが合っているのかについても、ヘルニア持ちの私からご説明いたします。
ヘルニアの原因
ヘルニアになってしまう原因としては、以下のようなものが挙げられます。
ヘルニアの原因
・普段の姿勢(椎間板に負担のかかる姿勢)
・普段の動作(椎間板に負担のかかる動作)
・遺伝的要素(とても少ないが可能性としてはある)
・老化
ヘルニアの原因となるものは一つではなく、このようにいくつもの原因が考えられます。
遺伝的な要素やもともとの骨の形などもヘルニアに関係してくるという話もありますが、ほとんどの原因が、普段の姿勢や動作などの環境的なものとなっています。
普段の姿勢や動作によるもの
座ったり立ったり、立ったまま前屈みになったり・・・
私たちは生きていく上で必須となる動作がいくつもありますよね。
このような避けられない動作をとるだけでも、椎間板には体重の約2倍もの圧力がかかると言われています。
毎日そのような動作を繰り返すことで椎間板に変性をもたらし、ヘルニアへと発展していきます。
動作だけではなく姿勢の問題も大きく関係しています。
例えば、長時間の車の運転、中腰での作業(介護なども含む)など、腰に負担のかかりやすい生活を送っている人ほどその影響を大きく受けます。
老化によるもの
また、老化によってヘルニアになってしまうことも多くあります。
特に椎間板は、頚椎の間にあるため常に圧力がかかっている状態となっているため、老化の影響を受けるのが早いのです。
劣化が進んでくると、外側の膜に亀裂が入ります。
そこから中の髄核が飛び出して神経を圧迫することで、痛みやしびれなどの症状を引き起こします。
ヘルニアの改善方法
ヘルニアの改善方法としては、以下のようなものがあります。
ヘルニアの改善方法
・保存療法(投薬、注射、コルセット、温熱、リハビリなど)
・手術療法
椎間板ヘルニアの治療は、手術療法と保存療法とに分けられます。
手術療法
手術療法は、保存療法を3ヶ月間おこなっても症状が変わらないという場合や、患者側の要望があった場合などに選択されます。
直接椎間板を摘出する手術と、レーザーで圧を減らしてヘルニアを引っ込ませるという手術があります。
排尿・排便障害などがみられる場合には、すぐに手術が行われます。
保存療法
保存療法は、投薬やコルセットを巻いて生活、ブロック注射、温熱療法などがあり、痛みを和らげるための治療です。
物凄く強烈な痛み、麻痺などの問題がない限りは、これらの保存療法から行うことが一般的です。
自分でできる改善方法は?
強い痛みが治まり次第、ふつうの生活や動作量に戻していくほうが、ヘルニアの回復が早まることが分かっています。
そのため、あまり安静にしすぎず、強い痛みが治まってきたら、自分でもできる痛みの軽減方法をとっていくことが大切です。
そこで、強い痛みがある程度治まってから自分でできることをご紹介します。
1.コルセットをつける
コルセットをつけることで、無理な動きを制限することができます。
無理な動きを制限できれば、痛みの軽減と負担の軽減につながりますよね。
慢性的な腰痛ではなく、初期のヘルニアに対しては、特に軽減効果があると言われています。
コルセットは長期間つけてしまうと筋力低下など招くことになりますので、あくまでも一時的なサポートとして考えるようにしましょう。
2.突然自分には無理な姿勢をしようとしない
姿勢が悪かったからヘルニアになったのかも!と思い、痛みがあるのに無理やり猫背の状態からまっすぐに伸ばして生活しようとする方もおられると思います。
ですが、それでは余計に痛めてしまう可能性がありますので、痛みがあるのに無理やり姿勢を正そうとすることはやめておきまよう。
3.同じ姿勢をとっている時間を減らす
デスクワークや長時間の運転などは、どうしても同じ姿勢を取り続ける必要があるため辛いですよね。
そんな中でも、同じ姿勢をとっている時間を少しでも減らしていくことで、痛みを軽減させることができます。
休憩を少し長めにもらったり、軽くストレッチしたりする時間を1時間に5分程度入れるだけでも、楽になります。
どんなマットレスが合っているの?
ヘルニアの方にどのようなマットレスが合っているのでしょうか。
ココがポイント
1.寝返りをサポートしてくれるマットレス
2.理想的な寝姿勢が保てるマットレス
1.寝返りをサポートしてくれるマットレス
寝返りをサポートしてくれるマットレスかどうかは、ヘルニアの方にとって大切なことです。
寝ている間に痛みが出てきたら、自然と寝返りをうつことで痛みを軽減させていることがあります。
この寝返りを邪魔されてしまっては、痛みで目が覚めたり次の日の朝に激痛が走る・・・なんてことに繋がります。
寝返りをサポートしてくれるマットレスは、適度な反発力があり、身体を下から押し上げてくれます。
これは低反発マットレスでは難しく、高反発マットレスのほうが寝返りのサポート力が強いです。
ヘルニアからくる坐骨神経痛も、同じ姿勢を取り続けることで痛みが悪化してしまうことが多いので、寝返りがうちやすいマットレスを選ぶことは必須だと言えます。
寝返りをサポートしてくれる適度な反発力のあるマットレスかどうかをチェックしてから購入するようにしましょう。
2.理想的な寝姿勢が保てるマットレス
理想的な寝姿勢が保てるマットレスかどうかも、とても重要なポイントとなります。
腰が沈み込んだり、逆に浮いてしまったりするようなマットレスでは、理想的な寝姿勢が保てずにヘルニアを悪化させたり痛みを強めてしまう可能性があります。
低反発・高反発は、その人の体重や体格によっても合うものが異なりますので一概には言えませんが、寝た時に以下のような姿勢を保てているかどうかが目安となります。
仰向けに寝て横から見た時に、背骨がゆるやかなS字カーブを描く姿勢が理想的な姿勢です。
立っている時と同じ姿勢で、この姿勢が一番身体に負担をかけにくい姿勢だとされています。
ヘルニアを悪化させないために、身体に負担のない姿勢を保つことができるマットレスを選ぶようにしましょう。
もちろんこれらに限らず、横になった時に痛みが楽だと感じるようなマットレスが一番です。
自分に合っているマットレスを探すためには、マットレスを販売している店舗に出向くか、返金制度のあるマットレスを購入して実際に試してみることをオススメします。
なんでモットンがヘルニアにも良いの!?
モットンは、ヘルニアの方にもオススメできるマットレスです。
それは、ただ単にモットンが「腰痛対策マットレス」と謳って販売されているからではなく、ヘルニアの方にオススメしたいマットレスのポイントを押さえているためです。
モットンがヘルニアにも良い4つの理由
モットンがヘルニアにも良い理由を4つご説明していきます。
ポイント
1.寝返りをサポートしてくれる
2.理想的な寝姿勢が保ちやすい
3.自分にあった硬さが選べる
4.返金制度がある
1.寝返りをサポートしてくれる
モットンは、下からしっかりと反発する力があるため、自然な寝返りをサポートしてくれます。
不要な寝返りの回数が減り、一番自然な寝返りができることが分かっています。
また、往来の高反発マットレスを使用した場合の1回寝返りするエネルギー消費量が100だとした場合、モットンでは約80ですむのです。
楽に寝返りができるようにサポートしてくれるマットレスなので、ヘルニアの痛みを上手に回避してくれます。
2.理想的な寝姿勢が保ちやすい
2つ目に、理想的な寝姿勢が保ちやすいという点が挙げられます。
体圧分散が上手にできているため、腰への負担がとても少ないという特徴があります。
これは、マットレスが硬すぎず柔らかすぎないためです。
理想的なS字カーブを描いた状態で眠ることができますので、ヘルニア持ちの方にも優しいのです。
3.自分にあった硬さが選べる
さらに大きなポイントは、モットンは「自分にあった硬さが選べる」という点です。
いくら体圧分散が上手にできて寝返りをサポートしてくれるマットレスといっても、体格や体重が違えばその効果も違ってきますよね。
そこでモットンでは、それぞれの体重に適した硬さのマットレスを選んで購入できるようになっています。
この目安は、モットンが独自に試験を行って明確にした硬さの選び方の基準です。
他のマットレスには合わないので、モットンを購入する際の目安にしてくださいね。
→さらに詳しく、自分にあったモットンの硬さ選びの方法をチェック!
4.返金制度がある
モットンには、90日間の返金制度があります。
モットンの返金制度
これは、90日間実際にモットンを使用してみて、身体に合わないと感じたら、その後2週間で返品することで、返金してもらうことができるというものです。
もしもヘルニアが悪化した、痛みが出てきた・・・という場合でも、返金してもらうことができますので、気軽に試せます。
もし返品はしたくないけど硬さが合っていないという場合、返金期間に1度だけ硬さを交換してもらうことができます。
店舗はないので購入前に寝てみることはできませんが、返金制度も交換制度もありますので安心ですよね。
まとめ
自分の身体にあったマットレスを選ぶことで、ヘルニアによる痛みを軽減してあげることができます。
前かがみになった際に痛みが強くでることが多いヘルニアは、腰の沈み込みが激しいマットレスは不向きです。
しっかり反発しながら理想的な寝姿勢を保つことができ、寝返りもサポートしてくれるようなマットレスを選びましょう。