モットンと西川エアー、どちらも高反発マットレスとして人気がありますが、どちらがいいのかということは分かりにくいですよね。
そこで、モットンと西川エアーの様々なポイントを比較してみました。
腰痛に効果的なのはどちらなのかという視点でも見ていきますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
1.基本情報を徹底比較!モットン と西川エアーの違いとは?
まずは、モットンと西川エアーの基本情報から比較していきたいと思います。
モットン | 西川エアー(エアー01) | |
販売元 | ㈱イッティ | ㈱西川産業 |
価格 | 39,800円~ | 38,000円~ |
サイズ | シングル/セミダブル/ダブル | |
厚み | 10cm | 8cm |
重さ | 7.5kg~ | 5.2kg~ |
復元率 | 96%(ボーケンによる検査) | 97%(不明) |
寿命 | 8年~10年 | 5年~7年 |
お手入れ | 陰干し | 陰干し |
返金保証 | 90日間返金保証 | なし |
製造国 | 中国 | 日本 |
公式サイト | https://motton-japan.com/motton/ | https://www.airsleep.jp/ |
ざっと基本的な情報を比較すると、このようになります。
パッとみた感じではそこまで大きな違いがある箇所がないようにも思えますが、さらに細かく比較していきましょう。
2.寝心地が良いのはどっち?モットン VS西川エアー
人間は1日の3分の1を寝て過ごしているため、睡眠環境を整えることにはとても大きな意味があります。疲労回復やストレスの解消など、睡眠環境や睡眠の質によって自分の身体を労わってあげることができます。
それに必要になるのが、「寝心地」です。寝心地に関係してくる事柄を挙げて、以下のような表で比較してみました。
モットンと西川エアーでは、どちらのほうが寝心地がいいのか、確認していきましょう。
モットン | 西川エアー(エアー01) | |
タイプ | 高反発マットレス | 高反発マットレス |
厚み | 10cm | 8cm |
硬さ | 100N/140N/170N | 175N/185N |
素材 | 高反発ウレタン | ウレタンフォーム |
モデル | 一種類のみ | BASIC/HARD |
カバー素材 | ベロア生地 | ポリエステル |
どちらも高反発マットレスとして販売されているため、硬さは十分にあることが分かります。寝心地が良いというのは一般的に低反発を想像されることが多いのですが、高反発も体圧分散がしっかり行われるものであれば寝心地は快適です。
モットンの寝心地は良いのですが、西川エアーは最初この凹凸が逆に寝る時に気になります。
モットンと西川エアー厚みの違いはどう?
厚みを比較してみると、モットンが10cm、西川エアーが8cmとなっていますが厚みはほぼ横並びにしたら同じです。
横になった時に床づきしない厚さは8cm以上が目安となりますので、どちらも床づき感はないと言えます。モットンも西川エアーも両方とも床に直置きして寝れるタイプです。
モットンも西川エアーも異なる寝心地が選べる
西川エアーの場合は2種類の硬さから
西川エアーのマットレスには、同じエアー01でも、BASICとHARDの2種類のモデルが用意されています。身体をしっかり支えながらややソフトに受け止めてくれるのがBASICで、点でよりしっかり支える力が強く、下から押し上げる感覚にしてくれるのがHARDです。そのため、自分の好みの寝心地にあわせて選ぶことができます。
モットンの場合は3種類の硬さから
モットンの場合は、100N、140N、180Nの3種類の硬さから体重にあったマットレスを選ぶ事ができます。
モットンと西川エアー実店舗で試せるの?
モットンには実店舗がないため、購入前に実際に横になることはできませんが、西川エアーなら店舗で試してみることができます。
生地質が良いのはどっち?モットンと西川エアー
寝心地重視でいくのであれば【モットン】
カバーの生地は、モットンのほうが気持ちがいい素材でできています。
ベロア生地なのでふわふわと優しい肌ざわりになっています。
通気性重視で行くのであれば【西川エアー】
西川エアーは、モットンほど寝心地の良い生地ではありませんがかなり通気性の良い生地を使っています。時よりメッシュ素材の部分を使っていて少しスポーティーの生地にはなりポリエステル素材なので優しい感じの寝心地ではありませんが、その分汗などもマットレスにためないようなさらっとした生地になっています。
結論
カバーをかけて使用することを考えれば、モットンのほうが寝心地が良いと言えます。
厚さもモットンのほうが厚く、適度な沈み込みをより感じやすいです。
3.腰痛に効果があるのはどっち?モットン VS西川エアー
次に、腰痛に効果があるのはどちらなのか、比較していきましょう。ここでは、腰痛に効果をもたらす項目を比較してみました。
モットン | 西川エアー(エアー01) | |
厚み | 10cm | 8cm |
硬さ | 100N/140N/170N | 175N/185N |
素材 | 高反発ウレタン | ウレタンフォーム |
通気性 | 〇 | ◎ |
メンテナンス | 陰干し | 陰干し |
腰痛に大切なのは適した硬さのマットレスです。
固すぎるマットレスの場合だと
このように腰がういてしまい肩とお尻に体重がかかってしまいます。
逆に柔らかすぎるマットレスだと体がこのように沈んでしまい腰部分に負担がかかってしまいます。
腰痛に良いマットレスはこのように適した硬さが体重が分散されている体圧分散に優れたマットレスが腰痛に良いと言われています。
西川エアーの場合も綺麗に体圧分散できていて、全体にバランスよく体重がかかっていまて腰への負担もかかりません。
モットンも同じく体圧分散がうまくできているので腰への負担がかからず、理想的な睡眠姿勢がとれています。
西川エアーもモットンも両方とも腰痛には良い睡眠姿勢がとれています。
通気性は西川エアーのほうが優れている
左が西川エアーです。西川エアーは凸凹の素材になっているので少し寝心地は悪いですが通気性はかなり良いです。逆にモットンは通気性は良いのですが、ベロア素材が夏場に少し暑いのがデメリットです。
通気性を重視するのであれば西川エアーが良いと思います。
4.寿命が長いのはどっち?モットン VS西川エアー
次に、寿命についても比較していきたいと思います。マットレスは寿命がある程度決まっている消耗品なので、どれだけ大切に使用していてもいずれはダメになってしまいます。
へたってしまったり凹んでしまったマットレスをずっと使い続けていると、正しく体圧分散ができずに、腰への負担が増大してしまいます。
マットレスの寿命をある程度理解し、腰に負担をかける前に交換するようにしましょう。
モットン | 8年~10年 |
西川エアー | 4年~7年 |
モットンと西川エアーでは、寿命の長さが大きく異なります。
モットンは8万回の耐久試験に耐えるほどの耐久性があるため、結果によれば11年使用できるということになっています。
一方の西川エアーは、耐久試験などのデータは公開されておらず、マットレスの形状が凹凸であるため、ウレタンの凹凸部分に亀裂が入りやすいという特徴があります。
亀裂が入った部分からどんどん劣化してしまうことから、モットンのほうが耐久年数は高く寿命が長いです。
なので長い事使えるようなマットレスを探しているのであればモットンの方が良いです。
5.メンテナンスが楽なのはどっち?
メンテナンスに関しましては、どちらも基本的に「陰干し」です。
これは、素材であるウレタンが日光に弱く、日光にあたることで劣化してしまう恐れがあるためです。
陰干しは、大体週に1回~2回、風通しのいい部屋の壁に立てかけるというだけでOKです。ベランダまで移動させて持ち上げて干す・・・というような大変なメンテナンスがありませんので、とても楽ですよね。
カバーを洗濯して清潔にしておけば、ダニやカビも発生しにくくなります。ダニやカビが発生してしまったマットレスは、どんどん素材が劣化していき、身体をキレイに支えられずに腰に負担をかけてしまうことになりますので注意しましょう!また、メンテナンスの際に、苦労して外に干さなくてはならないということでは、腰に余計に負担をかけてしまうことにもなりかねません。
その点、モットンも西川エアーも陰干しで済みますので、掃除などで腰に負担をかけるということは少ないです。
結論
どちらのマットレスも腰痛に効果が期待できると言えます。
しかしながら、モットンは腰痛対策マットレスとして販売されているためしっかりと研究もおこなわれています。
西川エアーは寝心地にもこだわりを持ってつくられていることから、腰痛という一点のみを見るとモットンのほうが優れていると言えます。
重いのはどっち?【西川エアーVSモットン】
メンテナンスに関わってくる事柄の一つに、重さがあります。
モットンの重さは
モットン | 西川エアー(エアー01) | |
重さ | 7.5kg~ | 5.2kg~ |
重さは西川エアーのほうが軽くなっています。
陰干しがしやすい場所までマットレスを運ぶ際にも、腰を痛めることなく運ぶことができそうです。
モットンの方が少し重いですが標準的なマットレスの重さです。
三つ折りはできるの?【西川エアーVSモットン】
移動させたり収納する時にできると嬉しいこととして、「三つ折り」が挙げられます。
モットンも西川エアーも両方とも3つ折り収納ができるので毎日押入れにマットレスをしまう人は両方とも問題はありません。
6.返金保証がしっかりしているのはどっち?モットン VS西川エアー
マットレスは、決して安い買い物ではありませんよね。
モットンと西川エアー(エアー01)の価格を見てみても、やはり思いつきで購入しようとする方は少ないと思います。
モットン | 西川エアー(エアー01) | |
価格 | 39,800円~ | 38,000円~ |
返金保証 | 90日間の返金保証 | なし |
店舗 | なし | 店舗で試せる |
4万円近い金額になりますので、できれば実際に試してから購入したいですよね。
返金保証があれば、何日間か実際に寝てみて、自分に合っているかどうかを確認することができますので、大変便利です。
モットンには90日間の返金保証があり、90日間使用してみて合わないと感じたら、その後2週間の間に返金してもらえるという保証があります。
西川エアーにはそのような返金保証はありませんが、実際に店舗で横になってみることができます。
実際に一瞬横になって寝心地を確認できるのと、90日間寝てみて自分に合っているのかを確認できるのと、あなたはどちらのほうがいいですか?
好みの問題かもしれませんが、90日間実際に使用できたほうが、腰痛の変化や身体の変化などが分かりますよね。
モットンは、自分に合っていない硬さだった場合には交換してもらうこともできますので、その点でも安心です。
まとめ
今回は、モットンと西川エアーの様々な点を比較してきましたが、いかがでしたか?
今回の比較結果をまとめると、以下のとおりです。
まとめ
腰痛対策として購入したい場合・・・モットン
寝心地や通気性を重視して購入したい場合・・・西川エアー
モットンは「返金保証」、西川エアーは「店頭でのお試し」がありますので、気になった方は実際に試してみてくださいね。